🌲
いつも、何か嫌なことがあったり、頭がもやもやしていると1人旅に走ります
今回もそうです
はじめは房総半島の先っちょに面白そうな公園(無人島)があったので、そこへ行こうかと思ったけど、周辺に宿泊所が一切無くて諦めた
でもいま思えば、適当に寝袋でも買って、その無人島で何も気にせず寝転がって一晩中しし座流星群を眺めるのも悪くなかったかも
もし車が手元にあったなら、毎週末車中泊してるのだろう
ということで房総半島は諦めて別の場所に行ってきた
場所は、秘密で
天気が微妙…
川崎市から飛び出て、次第に緑が多くなっていく
自分が行ったことのない場所を歩くのは本当に楽しい
純粋に歩いててわくわくするし、何より発見がたくさんある
201番道路
日曜日ということもあってか、家族連れが多かった
静かに森林浴のつもりが、子供がはしゃぐ声とたまに親が叱りつける声が響く、仕方ないか…
とりあえず、お昼を駅前で買ったので早めにどこかで食べよう!となった
もう少し歩けばキャンプ場があることを知る
私の暗い気持ちとは正反対の看板
自分は何を血迷ったのか
キャンプ場に着いて、広場で子供が走り回る中虚しくおにぎりを食べていた
15分ほどで食べ終わって重い腰を上げて時間を確認、そして出発
もう14時
歩く
ホワイトバランス変えて
注意書きのパワー感
木の生命力
ところどころ躓きながら歩き回った
ふと下を見ると、今日のベストショット
森の中に宇宙
宇宙を持ってみた
展望台に行くと、トンネルを掘るために森が伐採されているのが丸見えだった
今まで歩いてきた道の、自然を大切にしましょうとか木々の説明書きの看板は何だったのだろうか
あぁ
ちょっと休憩しよう
少し疲れてきた頃、そろそろ太陽が西へ西へと傾いていた、時間は15時30分
11月になって日が沈むのがかなり早くなってきたので、そろそろまずいと思いペースを上げた
西日
木の穴の中にきのこ🍄
ペースを上げたまま歩き続けて16時30分頃、いちばん難関の階段がきた
段差は高いし先はうっすら暗くて見えないし、とてつもなく長かった
めちゃくちゃ疲れた
この階段を登ってるとき、ここ1週間の感情が全部溢れ出てきた
ちょっと前からやり直したいとか、仕事やだなぁとか、友達欲しいとか、そんなくだらないことだけど
気持ちも落ち込んできて、とうとう途中の階段で座り込んでしまった
5分くらいぼけーっとして、ふと登る先をよくよく見ると、何やら鉄塔?らしきものが見えた
うっひょー!と今までの落ち込みが吹き飛んでさっさと登ると、今まででいちばん良い景色が広がっていた
自然
風に吹かれて
来た道を振り返ると、あんな暗いところから来たのか、そして今いる場所の明るさを実感
暗いね
高台を充分満喫して、降りていくとようやくスタート地点に戻ってきた
こうして森の探索は終わった
帰り道、地ビールが売ってたけど、買うのはやめておいた
そのままバスに乗って、電車に長い時間揺られて帰った
駅にあった、これはやるしかない
くたびれた身体を200円入れて10分間預けた
文明最高